常磐会会長並びに名誉会長の口上、歴代の常磐会会長の紹介です。
静岡県西部に位置する森町は、先人が紡いだ数々の伝統的な芸能文化が今も息づいており、それらの伝承にも積極的に取り組んでおります。
その一つに、「森の祭り囃子」があります。
森の人たちは、秋の五穀豊穣に感謝する「森の祭り」を年中行事の中で最も愛で親しんでおります。その中核を成す「常磐太鼓(町指定無形民俗文化財)」総称・石松囃子※が大好きで、自ら奏で親しむ仲間で組織されている会が「常磐会」です。
私たちは、お囃子の技術向上に切磋琢磨することで、地域の伝統文化の継承に努めておるところです。
また私たちは、自ら演奏することが楽しみであり、また多くの皆さんにお囃子を聴いて戴くことで大きな感動を喚起できればと願っております。お囃子に関心のある方は、ぜひとも私たちの「常磐会」を訪ねて戴いて、技術の向上と親睦を深めることができればと考えております。
結びに、この「森の祭り囃子」は時代がどのように移り変わろうとも、必ず次世代に伝承されるものと確信しております。
常磐会十六代目会長:松浦芳雄
※馬鹿囃子、屋台下囃子、鉄火囃子、宮囃子、雨垂れ囃子の五つのお囃子を総称して「石松囃子」といいます。
名誉会長:鈴木勝巳
創立~昭和49年 常磐会創立者
昭和50年~昭和52年
昭和53年~昭和55年
昭和56年~昭和58年
昭和59年~平成元年 名誉会長
平成2年~平成4年
平成5年~平成7年 名誉顧問
平成8年~平成10年 顧問
平成11年~平成13年 顧問
平成14年~平成16年 顧問
平成17年~平成19年 顧問
平成20年~平成22年 顧問
平成23年~平成25年 顧問
平成26年~平成28年 顧問
平成29年~令和元年 顧問
令和2年〜 現会長